バレエ界ではとても有名な『ローザンヌ国際バレエコンクール(Prix de Lausanne)』。
バレエに詳しくない方でも、一度はテレビや新聞で目にしたことはあるのではないでしょうか。
近年は、日本人がよく入賞しているためニュースで取り上げられることが増えました。
今回は、『ローザンヌ国際バレエコンクール2018』の概要と日本人出場者についてまとめました。
目次
ローザンヌ国際バレエコンクールとは?
若手バレエダンサーの登竜門
プロのバレエダンサーを目指している人にとっては、憧れのバレエコンクールの一つ。
受賞者の多くがプロダンサーとして活躍しているため“若手バレエダンサーの登竜門”と言われ、
世界中からたくさんの応募があります。
様々な賞があり、入賞すると世界の有名なバレエ団やバレエ学校で研修する権利が得られます。
過去の受賞者
これまでに数多くの日本人が受賞しています!
- 吉田都さん(ロイヤルバレエ団/元プリンシパル)
- 熊川哲也さん(Kバレエカンパニー/芸術監督)
- 上野水香さん(東京バレエ団/プリンシパル)
- 中村祥子さん(Kバレエカンパニー/ゲストプリンシパル)
- 木田真理子さん(スウェーデン王立バレエ団/プリンシパル)
- 高田茜さん(ロイヤルバレエ団/プリンシパル)
などなど、まだまだたくさんいらっしゃいます!
本当に凄いですよね!!
コンクール概要をチェック!2018
数々の有名バレエダンサーが誕生してきた歴史あるコンクール。
どんなコンクールなのか、概要をまとめてみました。
開催場所
スイス・ローザンヌ・ボーリュ劇場(Théâtre de Beaulieu, Lausanne)
開催期間
2018 年 1 月 28 日 〜2 月 4 日
※決選は2月3日
参加資格
・1999 年 1 月 1 日〜2003 年 8 月 1 日生まれのあらゆる国籍の女子と男子
・将来プロを目指しているバレエの生徒
選考の流れ
事前審査
第1選考:医療関連書類の審査
第2選考:ビデオ審査
本選
第3選考:クラシックレッスン、コンテンポラリーレッスンの審査/クラシックバリエーション、コンテンポラリーバリエーションの審査(舞台での公開審査)
決選
第4選考:決選(舞台上でクラシック・バリエーションと コンテンポラリー・バリエーションを公開発表)
スイスで行われる本選参加のためには、まず第1選考の医療関係書類の審査と、第2選考のビデオ審査を通過する必要があります。
ビデオ審査は決められたアンシェヌマンを撮影し提出、最大80名が選抜されます。
ビデオ審査を通過するとスイスでの本選に参加することができ、更なる選考を経て最大20名が決選へ出場となります。
世界中のダンサーが集まるのですから、会場はすごい雰囲気でしょうね~
・本選出場予定者78名(ビデオ審査通過者69名+予備選考合格者9名)
★本選出場予定者のうち日本人は10名!(男性2名/女性8名)
→その後、1人辞退したため日本人の出場は9人に。
2018年日本人の本選出場者は?
日本人出場予定者は以下の9人。
本多優衣子さん
立花乃音さん
宇田美久さん
大岩詩依さん
長末春さん
大木愛菜さん
宮原詩音さん
森脇崇行さん
梯幹矢さん
終わりに
今回は、『ローザンヌ国際バレエコンクール2018』について簡単にご紹介いたしました。
バレエ初心者さんも、バレエ豆知識として『ローザンヌ国際バレエコンクール』是非、覚えておいてくださいね。
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