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カブリオール(仏:cabriole)とは、「はねまわる・飛び跳ねる」という意味をもつ跳躍のテクニックです。
ジャンプのなかでも、難易度が高いとされるカブリオール。
バレエ作品中では主に男性ダンサーがおこなうことが多く、ダイナミックなジャンプはとても見応えがあります!
今回の記事では、
- 男性ダンサーと女性ダンサーのカブリオールの違い
- 前・横・後ろのカブリオールのやり方
- カブリオールのポイントやコツ
このあたりをご紹介いたします!

カブリオールとは

カブリオール(仏:cabriole)は、「はねまわる・飛び跳ねる」という意味をもちます。
片脚を前・横・後ろのいずれかの方向に振り上げて跳び上がり、空中で両脚を打ち合わせて着地するパです。
空中で両脚を打ち合わせる「回数」
女性ダンサーの場合、空中で「1回」打合せるのが基本。
「2回、3回」と複数打ち合わせるのは、男性ダンサーのみが行う達人技です!
初心者の方は「1回」で十分ですよ!

カブリオール・ドゥヴァンのやり方
カブリオール・ドゥヴァンは、脚を前方向に振り上げて跳びます。
右脚を振り上げる場合
1.左脚をドゥミ・プリエにしながら、右脚を前に振り上げる(バットマンする)

2.左脚で踏みきって跳び、空中で左脚を右脚に引き寄せて、右脚前の5番ポジションで両脚を打ち合わせる

3.右脚はドゥヴァンポジションにあげたまま、左脚ドゥミ・プリエで着地

カブリオール・ドゥヴァンをチェック!
カブリオール・ア・ラ・スゴンドのやり方
カブリオール・ア・ラ・スゴンドは、脚を横方向に振り上げて跳びます。
右脚を振り上げる場合
1.左脚をドゥミ・プリエしながら、右脚を横に振り上げる

2.左脚で踏みきって跳び、空中で左脚を右脚に引き寄せて、右脚前の5番ポジションで両脚を打ち合わせる

3.右脚をあげたまま、左脚ドゥミ・プリエで着地

カブリオール・ア・ラ・スゴンドをチェック!

カブリオール・デリエールのやり方
カブリオール・デリエールは、脚を後ろ方向に振り上げて跳びます。
左脚を振り上げる場合
1.右脚をドゥミ・プリエしながら、左脚を後ろに振り上げる

2.右脚で踏みきって跳び、空中で右脚を左脚に引き寄せて、右脚前の5番ポジションで両脚を打ち合わせる

3.左脚をあげたまま、右脚ドゥミ・プリエで着地

上半身は第1アラベスクを強く保ちます。
カブリオール・デリエールをチェック!

カブリオールのコツ
前・横・後ろ・・・どのカブリオールでも、はじめにバットマンした脚に下の脚を引き寄せることが大切です。
そして、すばやく脚を打ち合わせる!
つま先ではなく太ももあたりを打ち合わせるイメージで、第5ポジションへ深くクロスさせます。
着地では、骨盤を落とさないように背中を強く引き上げて、ポジションを保ちましょう。
複数ビートのカブリオール
ジャンプ力のある男性ダンサーは、空中で複数のビート(2、3回)脚を打ちつけます。

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カブリオールに挑戦!
カブリオールは難易度が高いパですので、最初はバーを持って脚の動きを繰り返し練習してみてください。
ジャンプするタイミング、脚を打ちつけるタイミングがつかめてきたら、センターでやってみましょう!
どの方向のカブリオールでも、背中を強く保つことが重要です。
- バットマンした脚に下の脚を引き寄せる
- 太ももあたりを打ち合わせるイメージで
- 深い第5ポジションにクロスする
『グラン・バットマン』は勢いよく!うまくなるコツやストレッチ方法
今回はこのへんで。
バレエスタイル(@ballet_style_jp)でした!
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