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こんにちは、バレエスタイルです。
あなたは「トウ・シューズ(ポワント・シューズ)の履き方」はちゃんと出来ていますか?
トウシューズは、気をつけて履かないと、ケガをしたりアキレス腱を痛める恐れがあります。
『必ずこの方法で履かないといけない』というものはありませんが、ながくバレエをたのしむ為にも、ぜひ参考にしてみてください。
また、トウシューズを履くためのアイテムとして「トウパット」や「トウセパレーター」についてもご紹介します。
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美しいポワントワークは、まず履き方から!
見直してみましょう!
トウパットの役割と種類
![トウパットを着用した足](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/b-pillows7-600x450.jpg)
トウパットは、足先を守り、シューズ内で足がしっかりと安定するようにサポートするために使用されるアイテムです。
自分の足のかたちやクセを理解して、最適なものを選ぶようにしましょう。
- 足のタイプ(足指の長さ)
- 使用するトウシューズのかたち
- トウシューズでのレッスン量
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「トウシューズを履くと痛いところがある」という方は、トウパットを見直すことで痛みが軽減する場合があります。
たくさん種類があるなかから、筆者が実際に使ったことがある素材をご紹介します。
シリコントウパット
シリコン素材のトウパットは、 ピタッと足にフィットするのが特徴。
洗っても乾くのがはやいので、お手入れがカンタンです。
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汗のベタつき解消のため、内側にベビーパウダーを付けて使っていました。
ウールトウパット
肌当たりの優しいやわらかなウール素材のトウパット。
天然素材のトウパットを使いたい方におすすめです。
ジェルトウパット
布でジェル素材を挟んだようなトウパット。
ほどよく伸縮して、足のかたちや動きに柔軟にフィットします。
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足に合わせてカットできるものもあります!
ウレタンスポンジトウパット
ほどよい厚みとソフトなクッション性のウレタンタイプ。
耐久性に優れており、長時間使用しても形が崩れにくいのが特徴。
スムーストゥパッド
非常に薄いスムース生地のトウパット。
単体での使用はもちろん、ほかのトウパットと併用して左右差の調整や、サイズの微調整として使うことができます。
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足のむくみなど、微妙な変化に合わせて使用することが可能です。
トウセパレーターの役割と使い方
トゥセパレーターは、外反母趾気味の方やロールイン(過剰回内)して親指に負担がかかっている方におすすめといわれています。
外反母趾は、足の指の付け根の骨が外側に向かってずれてしまう症状のことを指します。
外反母趾は,母趾中足趾節関節で母趾が外反した変形であり,女性に圧倒的に多い足趾の変形である。
引用:母趾外反角軽減シューズが外反母趾女性の歩行に及ぼす効果
トウセパレーターを親指と第二指の間にはさむことで、親指を長時間屈曲させないように保護する効果があります。
![トウセパレーターをつけた足](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe27-600x449.jpg)
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親指がグーっと中に押し込まれるのを防いで、外反母趾の痛みを和らげることができます!
さらにトウセパレーターには、足のアーチを支える効果も期待できます。
トウセパレーターを使うことで、親指でしっかり床が押せるようになり、足裏の筋肉を鍛えることができます。
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足の強化につながるんですね!
おすすめのトウセパレーター
おすすめは、シリコン素材のぷにぷにしたタイプのものです。
![トウセパレーター](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe26-600x449.jpg)
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たまに硬い素材のものがありますが、バレエレッスン時の使用には向きません。
チャコットでも取り扱っているMOVI GELや、フットケアブランド「ドクター・ショール」のクリア・ジェル・クッションは、やわらかなジェルで使い心地も良いです。
トウセパレーターは、ドラッグストアなどでも手に入ることがあります。
気になる方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
トウシューズの正しい履き方
必要なものが準備できたら、トウシューズを履いていきましょう。
トウシューズでもっと踊りやすくするために、ポワントの先(プラットフォーム)をかがることがあります。
詳しい加工方法は、こちらの記事で紹介しています。
1.トウセパレーターをつける
![トウセパレーターをつけた足](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe27-600x449.jpg)
必要な方のみ
親指と人差し指の間にトウセパレーターを入れます。
2.トウパットをつける
![トウパットをつけた足](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe28-600x450.jpg)
素足にトウパットをつけたら、タイツをかぶせます。
いろいろ試して、自分の足に合ったトウパットを使いましょう。
(ちなみに写真のトウパットはピローズのジェルトウパットです)
3.トウシューズを履く
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe29-600x450.jpg)
取り付けたゴムに足を通し、トウシューズを履きます。
4.内側のリボンを巻く
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe30-600x450.jpg)
まず、内側のリボンを足首に巻きます。
ななめに足の甲の上を通して、足首のまわりを1周半巻きます。
足首の内側で止めましょう。
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe31-600x450.jpg)
5.外側のリボンを巻く
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe32-600x450.jpg)
もう1本のリボン(外側)を、最初のリボンと対角線上に交わらせながら、上に重ねて巻きます。
こちらも、足首の内側で止めます。
6.リボンを結ぶ
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe33-600x450.jpg)
2本のリボンを足首の内側で結びます。
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むすび方は、固結びや蝶結び、片蝶結びなど人それぞれです。
踊っている間にほどけないように、しっかり結びましょう。
7.結び目を隠す
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe34-600x450.jpg)
リボンの結び目を、足首に巻いたリボンの下に押し込んで隠します。
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踊っている時に、リボンが飛び出てしまうのはNG!
しっかりしまい込むようにしましょう。
8.完成
![トウシューズを履くダンサー](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/pointe35-600x450.jpg)
結び目を足首のリボンの下に押し込んで隠したら、完成!
もし、結び終わったあとのリボンが長く余る場合は、適切な長さにカットしましょう。
トウシューズにまつわるQ&A
- トウシューズの履き方は?
- 1.トウセパレーターをつける(必要な場合)
2.トウパットをつける(必要な場合)
3.トウシューズに足を入れる
4.内側のリボンを巻く
5.外側のリボンを巻く
6.リボンを足首の内側で結ぶ
7.リボンの結び目を隠す
- トウパットを選ぶ際に重視すべきポイントは?
- トウパットを選ぶ際には、サイズ・形状・素材・厚み・機能性などのポイントをチェックし、自分の足に合ったものを選ぶことが大切です。
- トウパットの洗い方は?
- 中性洗剤で軽く押し洗いをして、充分に乾かしてください。
なお、トウパットの素材によってお手入れ方法が異なる場合があります。ラベルにお手入れ方法が記載されている場合は、それに従って洗ってください。
正しく履いて美しいポワントワークを目指そう
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今回は、トウシューズの正しい履き方と「トウパット」「トウセパレーター」について解説してきました。
ここで紹介した方法は一例であり、履き方に正解はありません。
それぞれの足の形状や練習量、足の状態に合わせて最適な履き方を見つけることが大切です。
また、お教室や先生の指導によっては異なる履き方が推奨されることもあるかと思います。
トウシューズを履く際は、最も快適で安全な履き方を見つけ、健康的な足を保つことがとても重要です。
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