毎週金曜更新!公式YouTubeはこちら

バレエ初心者の大人男性必見!魅力的なヴァリエーション10選

バレエ男性ヴァリエーション10選

本記事にはプロモーションが含まれています

健康的なライフスタイルを求める男性たちの間でも注目されている大人バレエ

すでにバレエを始めてレッスンに取り組んでいる方の中には、ソロで踊るヴァリエーション*に魅力を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし「踊ってみたい!」と思っても、バレエ初心者の男性にとって、どのようなヴァリエーションを目標にしたらいいのか悩みますよね。

バレエ作品に詳しくないし、どうやって探したらいいか分からない…

そこで、今回はバレエ初心者の男性に向けてヴァリエーションを10作品ご紹介!

動画ひとこと解説をあわせて掲載しています。

挑戦してみたいヴァリエーションを決めて、男性特有のテクニックや表現力を磨き、美しく魅力的なパフォーマンスにつなげていきましょう。

掲載している動画そのままの振付はとても難しいです。

練習をはじめる際は、先生に踊りのステップを簡単にしてもらう事をおすすめします。

*ヴァリエーション(Va.)とは

バレエ用語のひとつで、主にクラシック・バレエのレパートリーにおいて、ソリストやプリンシパル(主役級のダンサー)がソロで踊るパートを指します。

発表会やコンクール、ガラ公演などでは、ヴァリエーションのみを披露することがあります。

男性ヴァリエーションについて

男性ヴァリエーションは、バレエ作品の中で主役級の男性ダンサーが、技術や表現力を存分に発揮できる場面です。

また、男性ダンサーが踊ることで、舞台にバランスやアクセントが生まれ、作品全体の印象を大きく変えることができます。

「ドン・キホーテ」のバジルや、「眠れる森の美女」のブルーバードなど、テクニックやエネルギッシュな動き、豊かな表現力を駆使しているものがたくさんあります!

男性ダンサーに求められる技術と表現力

男性ダンサーには、高度な技術力が求められます。

例えば、大きなジャンプや難しいターンなど・・・女性ダンサーにはない難しいテクニックがたくさんあります。

また、力強さやダイナミックさ、優雅さなどの表現力も重要なポイントです。

プリンスの紳士さや騎士道精神を表現したり、強い男性らしさと同時に悲劇的な愛情表現をしたり・・・

男性ダンサーが持つ独自の魅力を最大限に生かすパフォーマンスを目指すことが大切です。

男性ヴァリエーションの紹介<10選>

今回は、10のヴァリエーションをピックアップしました。

動画を参考に、踊りの特徴や雰囲気を感じてみましょう!

1.「白鳥の湖」よりジークフリートのヴァリエーション

解説

「白鳥の湖」は、チャイコフスキー3大バレエのひとつです。

第3幕の舞踏会のシーンでのヴァリエーション。王子の踊りは気品溢れた振付です。

2.「ジゼル」よりペザントのヴァリエーション

解説

「ジゼル」は、ロマンティック・バレエの最高傑作といわれています。

ペザントは、農民・村人という意味。第1幕の収穫祭の踊りです。

3.「眠れる森の美女」よりブルーバードのヴァリエーション

解説

「眠れる森の美女」は、きらびやかで豪華な作品です。

結婚式のお祝いの踊りで登場するブルーバード(青い鳥)。鳥を表現する高いジャンプと腕の動きが特徴的です。

4.「ラ・フィーユ・マルガルデ」よりコーラスのヴァリエーション

解説

「ラ・フィーユ・マルガルデ」は、日本では「リーズの結婚」とも呼ばれています。

コーラスは、リーズの恋人で農園で働く青年です。

5.「ゼンツァーノの花祭り」より男性ヴァリエーション

解説

「ゼンツァーノの花祭り」は、イタリアが舞台の作品です。

主人公はローザとパオロ。男性のソロは、軽やかなジャンプが続きます。

6.「ライモンダ」よりジャン・ド・ブリエンヌのヴァリエーション

解説

中世のフランスが舞台の「ライモンダ」。

ジャン・ド・ブリエンヌは、主人公ライモンダの婚約者で十字軍の騎士です。

7.「くるみ割り人形」より王子のヴァリエーション

解説

「くるみ割り人形」は、少女クララとくるみ割り人形が冒険をするファンタジーです。

王子のヴァリエーションは、第2幕のお菓子の国で踊ります。

8.「ラ・シルフィード」よりジェームスのヴァリエーション

解説

「ラ・シルフィード」は、スコットランドを舞台にした作品。

民族衣装であるキルトを着用して踊る姿が印象的です。

9.「ジゼル」よりアルブレヒトのヴァリエーション

解説

「ジゼル」の第2幕、森のウィリ(精霊)の世界。

悔恨かいこんの念をいだき踊るアルブレヒトのソロは、おおきな見せ場のひとつです。

10.「パキータ」よりリュシアンのヴァリエーション

解説

「パキータ」は、フランス軍統治下のスペインが舞台。

リュシアンとパキータの結婚式での踊りです。

男性ヴァリエーションを踊る上でのコツとポイント

基礎体力の向上と技術の習得

男性ヴァリエーションを踊るためには、基礎体力と技術を身につけることが必要です。

基礎体力とは、筋力・柔軟性・持久力・バランス力・反射神経などの要素のことを指します。

これらを向上させることで、難しい振り付けやジャンプなどを安定してこなすことができるようになります。

技術の習得には、繰り返し基礎練習をすることが大切です。

正確なポジションやステップをマスターすることで、より美しく正確な演技ができるようになります。

練習中には常に自分自身の身体の動きをチェックし、改善点を見つけて修正することも大切です。

表現力と役柄の理解

技術だけでなく表現力も重要です。

男性らしい力強い動きや優雅な表現など、役柄によって求められる表現方法が異なるため、役を理解し、その役に合った表現方法を身につけることが大切です。

男性ヴァリエーション10選|まとめ

今回は、バレエ初心者の男性に向けて【男性ヴァリエーション10作品】をご紹介しました。

大人になってからバレエを始めた男性が、ヴァリエーションを踊ることはまだまだ珍しいと感じる人もいるかもしれません。

しかし、大人バレエは美しい舞台美術や音楽に包まれながら、身体を動かすことで心身ともに健康になれる素晴らしいものです。

ぜひ自分に合ったヴァリエーションを見つけ、バレエを様々な角度から楽しんでみてはいかがでしょうか。

大人男性が参加できる「バレエコンクール」を目標にするのもいいですね!