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【動画あり】バレエ《ジゼル》のヴァリエーション一覧

ジゼルのバリエーション

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こんにちは、バレエスタイル(@ballet_style_jp)です。

今回は、バレエ作品「ジゼル」に出てくる女性ヴァリエーションを動画と一緒にご紹介します。

いろんな版のなかからピックアップしています!

それぞれ『踊りのポイント』も掲載しているので、ぜひ練習の参考にしてみてくださいね。

では、「ジゼル」のあらすじからどうぞ!

あらすじは知ってる!というかたは、コチラ(ヴァリエーション一覧)へ!

バレエ《ジゼル》みどころ・あらすじ

《ジゼル》は全2幕の悲しい恋の物語。

ヨーロッパの妖精伝説がもとになっています。

第1幕は明るい昼間の農村、第2幕は暗い夜の森という対照的な世界観が際立つ作品です。

ロマンティック・バレエの最高傑作といわれ、アドルフ・アダンの名曲が物語をひきたてます。

ロマンティック・バレエとは

自由で神秘的なものを重んじるロマン主義に基づくバレエで、妖精や悪魔が登場する幻想的なもの、エキゾチックな異国趣味のものが多い。《ラ・シルフィード》《ジゼル》など

バレエ《ジゼル》あらすじ

第1幕

ドイツのある村。踊りが好きな村娘ジゼルは、青年ロイスと愛し合っています。

ロイスは、じつはアルブレヒトという名の貴族。身分を隠してジゼルとの恋を楽しんでいます。

ジゼルに恋する森番ヒラリオンは、優雅な振る舞いのロイスを不審に思います。

ぶどうの収穫祭の日、村人たちとともに踊りを楽しむジゼル。

ロイスを不審におもっていたヒラリオンは、ロイスの身分が貴族であること、婚約者が貴婦人バチルドであることを突き止め、村人やジゼルの前で暴きます。

もともと心臓が弱かったジゼルはショックを受け、狂乱状態に陥り、命を落としてしまいます。

第2幕

ジゼルの墓がある夜の森。

そこは、結婚前に亡くなった精霊ウィリたちが夜な夜な集まる場所。

「ウィリたちは、迷い込んできた人間や裏切った男を死ぬまで踊らせる」との言い伝えがあります。

ジゼルの墓参りやってきたヒラリオン。

言い伝え通り、ヒラリオンはさんざん踊らされ、休むことを許されず力尽きて息絶えます。

アルブレヒトも墓参りにやってくると、ヒラリオンと同じくウィリ達につかまります。

ウィリたちは、力尽き死に至るまでアルブレヒトを踊らせようとします。

そんなアルブレヒトを見て、ウィリとなったジゼルは、懸命に女王ミルタに命乞いをするが聞き入れてもらえません。

・・・その時、夜明けの鐘が鳴り響きウィリたちは姿をけします。

アルブレヒトの命は助かり、ジゼルはアルブレヒトに別れをつげて消えていくのでした。

「ジゼル」も載っています!

《ジゼル》の女性ヴァリエーション一覧

今回ご紹介するヴァリエーションは、こちらの4つです。

ペザントのヴァリエーションは、2つのバージョンをご紹介!

ペザントのヴァリエーション(その1)

難易度
 (3)
踊りのポイント

まわりでたくさんの村人たちが見ています。

それを想像しながらうでを動かしたり、顔の向きを変えてみたり工夫をしてみましょう。

大きくジャンプするグラン・ジュテは、着地の足音に気をつけて、ていねいに下りるようにします。

ペザントのヴァリエーション(その2)

難易度
 (4.5)
踊りのポイント

中盤にでてくるパのブリゼ・ボレは、上体の角度がポイントです。

難易度が高いパが連続する振付なので、上半身が力まないように気をつけましょう。

ジゼルのヴァリエーション

難易度
 (4)
踊りのポイント

軽やかなステップでジゼルの楽しい気持ちを表現します。

中盤のパートでは、右脚でバロネ・ドゥヴァンを繰り返しながら進みます。

お芝居の要素を入れて、踊りが大好きなジゼルを演じてみましょう。

ミルタのヴァリエーション

難易度
 (4)
踊りのポイント

ウィリ(精霊)の女王である威厳を感じさせる視線が印象的です。

ジュテ・アントルラセなどのジャンプの着地はプリエを意識し、やわらかく下りるようにします。

《ジゼル》ヴァリエーション一覧まとめ

今回は、バレエ作品《ジゼル》に出てくる女性ヴァリエーションを4つご紹介しました。

是非、ヴァリエーション練習の参考になさってください!

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