「美女と野獣」のディズニーが、名作<くるみ割り人形>をついに映画化!
こんな宣伝を見てから、映画公開をとても楽しみにしていた「くるみ割り人形と秘密の王国」。
見ておかないと!
ということで、さっそく観てきたのでレビューしたいと思います。
内容について記しています。
「まだ観てないよ!」という方はご注意ください!
目次
映画「くるみ割り人形と秘密の王国」とは
「美女と野獣」のディズニーが、永遠の名曲と共に「くるみ割り人形」を映画化した、究極のプレミアム・ファンタジー開幕! 愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララは、“くるみ割り人形”によって“秘密の王国”にいざなわれ、驚くべき冒険を繰り広げる。
詳しくはこちらくるみ割り人形と秘密の王国公式サイト
映画「くるみ割り人形と秘密の王国」の感想
結論からいうと『もったいない!』。
個人的には、もっと「バレエのくるみ割り人形」の良いところを盛り込んで欲しかったな。
ストーリー
(画像:くるみ割り人形と秘密の王国チラシ)
ストーリーは、王道のファンタジーという感じ。
秘密の王国での冒険を通して、大切なことを学んでいく・・・
主人公・クララの成長物語です。
先の展開は読めるし、単純な物語。
寂しさや悩みを抱えた主人公という設定ならば、もう少し丁寧に描いてほしかった。
そのほかのキャラクターに関しても同様。
物語に入り込めないままエンドロールになってしまいました。
バレエの話をどうアレンジしているのか楽しみにしていましたが、別物と思った方が良いと思います!
ディズニーオリジナルの「くるみ割り人形」と思ってみていたら、もっと楽しめたかもしれません。
映像美
映像の美しさは、さすがでした。
クララが着るドレスも可愛らしいし、秘密の王国は色彩豊かで、とってもキレイ。
だからこそ!
もっと「雪の国」や「花の国」でのシーンが観たかった!
え!あれだけ?というくらい一瞬でした。
もったいない!
音楽
せっかくのチャイコフスキーの名曲が・・・。
少ししか使われていないのがとっても残念。
はじめこそ序曲が使われていて、「あ~、くるみ割り人形だ!」とワクワクした気持ちになりましたが、それ以降はちょこちょこと流れる程度。
バレエのストーリーとは違うから、曲順がバラバラなのは仕方がないとして・・・
「くるみ割り人形」には、もっとたくさんの曲があります!
限られた曲の繰り返しなんて、もったいない!
バレエシーン
長くはありませんが、バレエシーンがあります。
ミスティ・コープランド、セルゲイ・ポルーニンという豪華な競演。
足元がアップになっても、きれいな足さばきでうっとり。
魅入ってしまいました。
エンドロールでの踊りも要チェックです!
映画「くるみ割り人形と秘密の王国」感想まとめ
バレエの「くるみ割り人形」とは違うことが多く、少し戸惑い、モヤモヤした感じが残ってしまいました。
しかし、良いところもありました!
- 主人公・クララ役のマッケンジー・フォイがきれい
- 極上の映像世界
- エンドロールの可愛さ
特に映像の美しさは、さすがディズニーという贅沢さ。
映画館のスクリーンで観る価値ありの迫力です。
でもやっぱり、チャイコフスキーの曲をもっと使ってほしかったな~

