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今回ご紹介する「パリのアメリカ人」は、パリ・ニューヨーク・ロンドンで上演され評判だったミュージカルで、第二次世界大戦直後のパリを舞台にした、若者たちの愛と友情と夢を描いた作品です。
本記事では『An American in Paris(パリのアメリカ人)』について、作品概要やあらすじ、主要キャスト、気になるバレエシーンについてまとめていきたいと思います!
ミュージカル『パリのアメリカ人』あらすじ
第二次世界大戦直後のパリ。
アメリカの退役軍人ジェリーは、友人である作曲家のアダム、フランス人資産家の息子でショーマンに憧れているアンリとともに、暗い時代に別れを告げ、パリで画家としての新たな人生を歩もうと夢見ていた。
ある日、戦後の混乱が収まりきらない街中で、ジェリーは一人の女性、リズに出会い、一目で恋に落ちる。後日、アダムに連れられてスケッチのために訪れたバレエスタジオで、ジェリーはリズと再会。オーディションでの彼女のダンスはその場の全員を魅了し、アダムもまた、彼女に恋してしまう。しかし、彼らには知る由もなかったが、リズはすでに彼らの友人アンリと婚約していた。
図らずも、三人の男たち全員が一人の女性を同時に愛してしまうことに。そしてリズもまた、苦悩の中にあった。ナチス占領下のパリでアンリの一家に匿われた過去を持つリズは、アンリへの恩義と、自由な世界へ自分を連れ出そうとするジェリーに惹かれる気持ちの間で、激しく揺れ動く。求められていることをすべきなのか、心の声に従うべきなのか――。
新しい時代の息吹に輝くパリの街で、複雑に絡み合う若者たちの運命。悩み、衝突しながらも、ひたむきに夢を掴もうとする彼らの恋と友情の行方は……。
(出典:劇団四季公式サイト「パリのアメリカ人」)
演出・振付は、英国ロイヤル・バレエ団アーティスティック・アソシエイト!
作品中のダンスは、バレエの要素がふんだんに取り入れられています。
それもそのはず!
演出・振付は、英国ロイヤル・バレエ団アーティスティック・アソシエイトとして、数々のバレエ作品を手掛ける世界的な振付家、クリストファー・ウィールドンが担当。
(出典:劇団四季「パリのアメリカ人」チラシより)
《リズ》は“バレリーナを目指している”という役柄なので、バレエシーンが多くなって当然!
ガーシュウィンの楽曲とバレエで物語が進んでいく、とってもおしゃれな作品です。
出演オーディション応募資格は「プロフェッショナルレベルのバレエダンサー」
高いバレエ技術が必要となってくる新作ミュージカル「パリのアメリカ人」。
いったいどんな人が演じるんだろう?
キャストは?
と気になっていたら!
外部から優秀なバレエダンサーを募った、公開オーディションが開催されていました!!
しかも応募資格は「プロフェッショナルレベルのバレエダンサー」という非常に限られた条件。
リハーサルの様子も動画公開されています!
「パリのアメリカ人」出演候補者(初演時)
ジェリー・マリガン役
アメリカの退役軍人。パリで画家として生きることを夢見る青年。
- 酒井 大(さかい だい)
- 松島 勇気(まつしま ゆうき)
- 吉岡 慈夢
- 高橋 伊久磨
リズ・ダッサン役
バレリーナを目指す。ミステリアスな魅力のあるフランス人女性。
- 石橋 杏実(いしばし きょうみ)
- 近藤 合歓(こんどう ねむ)
- 篠原 真梨子
アダム・ホックバーグ役
アメリカの退役軍人で、パリで活動する作曲家。
- 斎藤 洋一郎(さいとう よういちろう)
- 俵 和也
- 神永 東吾
アンリ・ボーレル役
フランス人資産家の息子。ショーマンを目指している。
- 小林 唯(こばやし ゆい)
- 加藤 迪
- 山下 啓太
マイロ・ダヴェンポート役
パリに住むアメリカ人女性。大富豪の後継者で、芸術を愛する。
- 岡村 美南(おかむら みなみ)
- 宮田 愛
- 加藤 あゆ美
マダム・ボーレル役
アンリの母親。周囲への体裁を異常に気にする心配性だが、自分の大切な人たちを一番に思っている。
- 秋本 みな子
- 佐和 由梨
ムッシュー・ボーレル役
アンリの父親。何事においても礼儀正しく、布産業で財を築いた資産家。
- 味方 隆司
- 増田 守人
新作ミュージカル「パリのアメリカ人」まとめ
2019年1月20日(日)、新作ミュージカル『パリのアメリカ人』は渋谷・東急シアターオーブにて開幕しました!
今後は、日本各地で上演される可能性があります!
お近くの劇場で上演される際は、是非足を運んでみてくださいね!
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