本記事にはプロモーションが含まれている場合があります
今回の記事では、きれいな『デヴェロッペ』をする５つのポイントをご紹介。
アダージオなど、ゆったりとした音楽に合わせて動くデヴェロッペ。
脚を高く上げようとすると体勢が崩れてしまったり、アンドゥオールできなかったり、とても難易度が高いパですよね。
そんなデヴェロッペを、きれいな形にするためのポイントがあります！
基本の動き方を確認しながら、チェックしていきましょう。
デヴェロッペの動き
デヴェロッペの意味は「発展する」。
意味のとおり、動きも「発展」するように脚を大きく動かしていきます。
前（ドゥヴァン）のデヴェロッペ
１．クドピエを通って、前のパッセを通過
２．ひざを高く上げるようにして、アティテュードの位置を通過
３．動脚のひざを伸ばしきる
後ろ（デリエール）のデヴェロッペ
１．クドピエを通って、後ろのパッセを通過
２．ひざを高く上げるようにして、アティテュードの位置を通過
３．動脚のひざを伸ばしきる
きれいなデヴェロッペをする５つのポイント
- アティテュードのひざの位置をキープ
- 股関節からアン・ドゥオール
- 軸はまっすぐ、腰を立てる！
- 上体からつま先までのラインを意識
- バーがなくても動ける位置で！
１つずつチェックしていきましょう！
ポイント①アティテュードのひざの位置をキープ
動脚を［アティテュードから伸ばす］時に、アティテュードに上げたひざの位置を変えないこと。
横や後ろのデヴェロッペをする時も同じです。
アティテュードでひざを高く上げたら、その先にひざ下が伸びていくイメージです。
ポイント②股関節からアン・ドゥオール
内転筋をじっくり使って動脚をあげます。
カカトを上に向けてしっかりアン・ドゥオールしましょう！
ポイント③軸はまっすぐ、腰を立てる！
無理に脚を高く上げようとすると、軸がななめになったり、腰が丸くなったり・・・
アン・ドゥオールもできません。
軸足でしっかりと床を押し、腰を立て、軸はまっすぐをキープしましょう。
脚を高く上げることよりも、股関節からアン・ドゥオールした正しい姿勢ですることが大切です。
ポイント④上体からつま先までのラインを意識
後ろのデヴェロッペをする時は、上体を少しだけ前に出します。
ただし、前に倒しすぎたり、軸がナナメになってはいけません。
あたまの先から、つま先までのきれいなラインを意識しましょう。
後ろにデヴェロッペするときは、胸がななめ上へ向かうイメージをするのがコツですよ。
ポイント⑤バーがなくても動ける位置で！
デヴェロッペに限らず、後ろに脚を高く上げる動きでは、バー側に上体が倒れてしまいやすいので要注意！
バー側に上体が倒れると、脚が外れておなかが開きやすくなります。
バーを持った腕にも力が入り、きれいなデヴェロッペとは言えません。
センターレッスンで安定したデヴェロッペをするためにも、バーレッスンの段階で上にぐっと引きあげ、正しい姿勢をキープすることを心がけましょう。
高く上げることより、正しいポジション！
“脚を高く上げたい”と思って、体勢を崩しながらデヴェロッペをしても意味がありません。
今回ご紹介した５つのポイントをおさえて、きれいなデヴェロッペを目指していきましょう！
- アティテュードのひざの位置をキープ
- 股関節からアン・ドゥオール
- 軸はまっすぐ、腰を立てる！
- 上体からつま先までのラインを意識
- バーがなくても動ける位置で！
軸足のアン・ドゥオールを意識するには？フロアに寝て確認してみよう！
