本記事にはプロモーションが含まれている場合があります
こんにちは、バレエスタイル(@ballet_style_jp)です。
今回は「ジュテ・パッセ」という動きを紹介します。
「ジュテ・パッセ」と聞いて思い浮かべる動きは、人それぞれかもしれません。
「両手でバーを持って、ジャンプするアレのこと?」
「センターレッスンでやる、小さなジャンプじゃないの?」
「脚を前や後ろに投げ出す動きでは?」
ということで今回は、参考文献と現役ダンサーへの聞き取りをもとに「ジュテ・パッセ」のやり方を解説していきたいと思います。
ジュテ・パッセとは、ジュテ=投げる/パッセ=通過するという意味をもつジャンプのパです。
ドゥバンやデリエールに脚を蹴り上げるような動きをします。
2つのパターンを見てみましょう。
ドゥバンに脚をあげるジュテ・パッセのやり方
体の方向を変える場合
右足前のクロワゼ5番ポジションから、後ろの左脚をクペ、右脚をドゥミ・プリエする。
右脚をエファセ・ドゥバン方向へ上げる。
両腕はドゥミ・セコンド(横)にひらく。
ジャンプして、左脚をからだの正面に上げ、はじめに上げた右脚と入れ替える。
右脚はプリエ、左脚はクロワゼ・ドゥバンで着地する。
続けてみると・・・
体の方向を変えずに行う場合もあります。
デリエールに脚をあげるジュテ・パッセのやり方
トンベで行う場合
右脚をドゥミ・プリエして、左あしを前にだす。
左脚に体重を移し、右脚を後ろに蹴り上げる。
(後ろの脚は、軽くアチチュード)
左脚で踏みきり、ジャンプ。
すぐに左脚を後ろに蹴り上げて、空中で右脚と入れ替える。
左脚をうしろに上げたまま、右脚ドゥミ・プリエで着地。
(後ろ脚はアティテュードをキープ)
続けて見ると・・・
プレパレーションを、クペから行うやり方もあります。
プチコラム:バーを持って行うジュテ・パッセって?!
ここでちょっと、筆者のひとりごと。
突然ですが、あなたは『両手でバーを持って、脚を後ろに蹴り上げる動き』を教わったことはありますか?
こんな動きです。※無理言ってやってもらいました
この動きを『ジュテ・パッセ』と呼んでいました。
脚を空中で入れ替える感覚をつかもう!
ジュテ・アントルラセの練習!
ということだったようで、筆者が幼い頃に通っていたスタジオではよくやっていました。
おおきく考えると、センターでジュテ・パッセが出来るようになるための練習・・・という感じがしますが、果たしてこれはどのお教室でもしているのだろうか・・・と疑問が。
ちなみに、当サイトのモデルを務めてくれているダンサーに聞いてみたところ、「海外のバレエ学校に7年間在学していましたが、1度もやったことがない。」とのことでした。
みなさまのバレエ教室ではどうですか?
- 『はじめて見た!』
- 『やったことあります!(やってます)』
- 『やったことあるけど、ジュテ・パッセって呼ばない!』
などなど・・・ぜひ教えていただけませんか?
結果は、どこかのタイミングでお知らせできたらと思います。
まとめ|ジュテ・パッセ
ジュテ・パッセとは、ジュテ=投げる/パッセ=通過するという意味をもち、ドゥバンやデリエールに脚を蹴り上げるような動きをします。
慣れない方は、ジャンプするタイミングが難しいかもしれませんが、やり方をゆっくり確認して練習してみてください。
そして、気が向いたら“あの質問”にもお答えくださると嬉しいです。
では今回はこのへんで。
バレエスタイル(@ballet_style_jp)でした。