本記事にはプロモーションが含まれている場合があります
こんにちは、バレエスタイル(@ballet_style_jp)です。
今回は、バレエの基礎「脚のポジション」について解説します。
バレエビギナーの方にとって、バレエ用語は呪文のように難しく、1回のレッスンで完ぺきに覚えるのは大変ですよね。
そこで今回は、現役バレエ講師の筆者が「バレエの基本ポジション6つ」を詳しく解説します。
「バレエ独特の足のポーズについて知りたい」
「1番は分かるけど、3番や6番ってなに?」
「気をつけた方がいいことってある?」
こんな風に思っている方のために、写真を豊富に使って分かりやすくまとめました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
公式YouTube
バレエ:基本の脚のポジション6つを覚えよう
バレエを踊るうえでは、脚のポジション(位置)に決まりがあります。
その位置は6つです。
動きの始まりや途中、終わりにも常にポジションを使います。
バレエの基本なので、しっかりと覚えましょう。
第1ポジション(1番)
両あしのヒザとつま先を真横に向けて立ちます。
左右のカカトをくっつけ、ヒザを伸ばしましょう。
脚のつけ根からターンアウト(外側に回すこと)を忘れずに。
第2ポジション(2番)
第1ポジションから、左右に足を開きかかとを離します。
足の間は、1足から1足半分を目安に開きましょう。
第3ポジション(3番)
第1ポジションから、前の足のカカトが後ろ足の土踏まずにくるように重ねます。
3番ポジションは、通常のレッスンではほとんど使われません。
後ほど解説する「第5ポジション」と似ているので、「第3ポジション」との違いをはっきりさせましょう!
第4ポジション(4番)
両足のカカトとつま先を平行にそろえて開きます。
「第3ポジション」または「第5ポジション」から間隔をあけたポジションです。
足と足の間は、どのくらい開いたらいいの?
両足の間隔は、だいたい片足の長さと言われていますよ。
第5ポジション(5番)
「第4ポジション」から足を寄せてきて、前の足のカカトが後ろ足のつま先にくるように重ねます。
「第3ポジション」と似ていますよね!
第6ポジション(6番)
両脚をそろえ、ヒザとつま先を真っすぐ正面に向けて立ちます。
「パラレル」とも呼びます。
レッスンではほぼ使いませんが、ウォーミングアップやストレッチなどで出てくることがあります。
バレエ:脚のポジションの注意点
脚のポジションには、共通して注意することがあります。
- 脚のつけ根からアン・ドゥオールする(開くように使う)
- 足の裏に均等に体重がのるようにする
- 肩や胸に力をいれずに、腹筋背筋でしっかり支えて立つ
- ヒザとつま先は同じ方向に向ける
「アン・ドゥオール」はバレエの基本姿勢です。
どのポジションでも、常に意識するようにしましょう。
また、体重のかけ方も大切です。
指が浮いてしまったり、土踏まずのアーチがつぶれてしまったりしないように、足裏で均等に床を押すように立ちます。
お腹を引き上げ、姿勢をまっすぐにして各ポジションに挑戦してみてください。
ゆっくり自分のペースで少しずつ覚えていきましょう。
『脚のポジション6つ』まとめ
バレエを踊るうえでは、6つの脚のポジション(位置)があります。
バレエの動きは、全ていずれかのポジションから始まります。
本当に大切なバレエの「基本」です。
雑にならないように、1つずつ丁寧に動かしましょう。
公式YouTubeでは、各ポジションからの動かし方(軌道)もチェックすることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
では今回はこのへんで。
バレエスタイル(@ballet_style_jp)でした。