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知っていれば安心!バレエレッスンの【順番・流れ・内容】

バレエレッスンの順序

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このページでは、バレエレッスンの基本的な「順番・流れ・内容」をご紹介します。

バレエ初心者でレッスンに慣れていない方は、どんな流れでレッスンが進んでいくのか不安だし、次になにをするのか分からなくて混乱してしまいますよね。


バレエのレッスンは、基本的な流れ(構成)が決まっています。
多少の差はあれど、ほぼ世界共通!
『プリエ⇒タンジュ⇒ジュテ・・・』というような流れです。


この【基本的な流れ】を知っているだけで、はじめてのクラスや、オープンクラス、講習会などでも事前に心づもりしておけるので、安心してレッスンを受講できます。

今回は、現役バレエダンサー監修のもと【バレエレッスンの基本的な流れと内容】を解説していきます。


解説ページや、関連ページへ簡単にアクセスできるようになっていますよ!

バレエレッスンの流れと内容

バーレッスンをする人

バレエのレッスンは、まずバー(横木)につかまっておこなう『バー・レッスン』、その後フロア中央で踊る『センター・レッスン』という流れで行われます。

↓名称をクリックすると、説明文にジャンプします!

バーレッスンの順番は・・・

センターレッスンの順番は・・・

メモ

バー+センターで約1時間半~2時間くらいのレッスンになります。

紹介した内容をいつも全てする訳ではなく、先生によっては内容を省略したり、逆にいろんな種類のジャンプをしたり様々!

時間が限られている時は、内容がシンプルになったり、いくつかピックアップして行ったりします。

バー・レッスンの内容

『バー・レッスン』では、まず片手で「バー」につかまり、バランスを確認しながら身体を徐々に大きく動かしていきます。

初心者クラスでは、両手でバーにつかまりレッスンする場合もあります。

バーがない状態の『センター・レッスン』でも踊れるようになるには、まずはバー・レッスンをきちんと行うことが大切です。

ウォーミングアップ

プリエ

プリエするダンサー

プリエとは、フランス語で「曲げた、折りたたむ」の意味。

ひざを小さく(軽く)曲げる「ドゥミ・プリエ」と、大きく(深く)曲げる「グラン・プリエ」があります。

ゆったりした曲調でおこなわれ、バレエで随所に出てくる重要な動きです

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タンデュ

タンデュするダンサー

タンデュとは、「張る、伸ばす」という意味があります。

足裏をつかって、丁寧に動かしていきます。

まずは、ゆっくりな曲調でのタンデュ。

そのあとに、速いテンポでのタンデュ。

場合によっては、「アラスゴンド(横)へのタンデュを繰り返すだけ」というようなシンプルなアンシェヌマン(動き)を行うこともあります。

タンデュの正式名称は「バットマン・タンデュ」!

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ジュテ

ジュテとは、「投げる、投げ捨てる」という意味があります。

つま先を床から少し浮かせる動きです。

この動きは「デガジェ」「バットマン・グリッセ」ということもありますよ。

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ロン・ド・ジャンブ

フォンデュ

フォンデュは、「溶ける、柔らかくする」という意味。

「とろけるように」なめらかに動くことがポイントです。

最初にやった「プリエ」が重要となります!

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フラッペ/プティ・バットマン

ロン・ド・ジャンブ・アン・レール

ロン・ド・ジャンブ・アン・レールするダンサー

ロン・ド・ジャンブ・アン・レールは、ひざ下を曲げて空中に弧を描く動きです。

ほかの動き(ロン・ド・ジャンブやフォンデュなど)と一緒におこなったりもします。

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グラン・バットマン

グラン・バットマンするダンサー

グラン・バットマンは、脚を高く上げる動き。

バーレッスンの最後におこないます。

バーレッスン終盤は、身体がしっかりと温まっている状態。
ダイナミックに脚を動かしていきます。

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リンバリング(ストレッチ)

リンバリングは、身体を柔軟にするストレッチのことです。

  • バーに片脚をのせて、上体を左右に倒す
  • プリエをする
  • 脚を手で持ち上げる

などなど、筋肉を伸ばす運動をおこないます。

先生が内容を決めて指示することもあるし、「各自フリーでどうぞ」ということもあります。

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バーレッスンの内容を再チェック!

バーレッスンの流れはつかめましたか?

もういちど確認する場合はバーレッスンのトップへ戻ってみてください!

センター・レッスンの内容

バーレッスンのあと、バーから離れてスタジオ中央で踊っていくのが『センター・レッスン』です。

センター・レッスンでは、大きなジャンプやターンなどが出てきます!

アダージオ

タンデュ/ジュテ

ピルエット

フォンデュ

バーレッスンと同様、プリエを使ってやわらかく動きます。

上級者クラスになると、軸足をルルヴェにすることも!

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グラン・バットマン

からだの方向を変えながらグラン・バットマンするなど、センター・レッスンならではの大きな動きのアンシェヌマンとなります。

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ジャンプ(小さめ)

ジャンプ(アレグロ)

ミドルジャンプ

グランワルツ

グランパデシャするバレエダンサー

さらに大きなジャンプのアンシェヌマンをおこないます。

グラン・パ・ド・シャや、グラン・ジュテなどを含んだアンシェヌマンです。

フロアを大きく使って、ダイナミックなジャンプを交えながら、少し長く・複雑なアンシェヌマンになることが多いです。

つなぎの動きとなるパ・クーリュコントゥルタンなども一緒にチェックしてみて下さい。

イタリアン・フェッテが出てくることもあります!

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マネージュ

グラン・フェッテ

正式には「グラン・フェッテ・ロン・ド・ジャンブ・アン・トゥールナン」。

日本では単にフェッテと呼んだりもします。

片脚立ちで連続ターンをする動きで、『白鳥の湖』の黒鳥による32回転が有名です。

上級クラスでは、レッスンの締めに32回転のグラン・フェッテをすることがあります!

関連ページ

レヴェランス

レヴェランスとは、レッスン前後や、舞台で踊りおわったあとにするお辞儀・挨拶のこと。

アンシェヌマンに組み込まれて音楽に合わせておこなう場合や、レヴェランスだけをする場合とあります。

関連ページ

センター・レッスンの内容を再チェック!

センター・レッスンの流れ・構成は分かりましたか?

もう一度確認する場合はセンターレッスンのトップへ戻ってください。

バレエレッスンの順番・流れ・内容まとめ

バレエレッスンの基本的な「順番・流れ・内容」は、なんとなく把握できましたか?




分からなくなったときや、疑問が生じたときは、またこのページに戻ってくれば、動きの解説ページにかんたんにアクセスすることができます。

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