本記事にはプロモーションが含まれています
このページでは、バレエの【ク・ドゥ・ピエ(クペ)】のよくある誤りを写真付きで解説しています。
ク・ドゥ・ピエ(クペ)は、片足がもう一方の足首に触れている形です。
デヴェロッペのように足首を通過するときや、フォンデュの動き始め、パ・ド・ブーレやアンボアテの着地など、バーレッスン・センターレッスンどちらにもよく出てきます。
『ただ つま先を足首に置くだけ』と見逃されがちですが、実は注意したいポイントがたくさん!
もし、誤ったまま続けていると・・・
悪いクセがついて、正しく覚えなおすのが大変になってしまいます。
よく出てくるク・ドゥ・ピエ(クペ)、はやめに確認しておきませんか?
ク・ドゥ・ピエ(クペ)のポジション
ク・ドゥ・ピエのドゥバン(前)には2つのポジションがあります。
1.「しっかりとポアントした状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン
2.「足首に巻きつけた状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン
ク・ドゥ・ピエのデリエール(後ろ)は1つのポジションのみです。
1.デリエール(後ろ)のク・ドゥ・ピエ
では、それぞれのポイントとよくある誤りを確認してみましょう。
「しっかりとポアントした状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン
正しいポジション
![クペドゥバン](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/coupe15-600x450.jpg)
動脚はしっかりとつま先を伸ばし、ターンアウト。
軸脚の足首の前に、動脚のつま先を置いています。
軸となっている脚と、持ち上げている脚のかかととの間に空間があるのが分かります。
よくある誤り
その1
・つま先が足首についていません
・持ち上げている脚のかかとが軸足についてしまっています
その2
・つま先がしっかりポイントされていません
・つま先が足首以外をさしています
・軸脚にかかとがついてしまっています
「足首に巻きつけた状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン
正しいポジション
![巻きつけたクドゥピエ](https://otonaballet.com/wp-content/uploads/coupe9-600x450.jpg)
足首を十分に伸ばし、かかとは足首の前に置き、つま先は後ろに回します。
動脚の足裏を、足首にピッタリ沿わせるように!
よくある誤り
誤り
・かかとの位置が低く、足首が曲がっています
・つま先がしっかりポイントされていません
・つま先が床についてしまっています
「デリエール」のク・ドゥ・ピエ
正しいポジション
足首の後ろにかかとを置きます。
動脚のつま先が、軸足から離れているのが分かります。
よくある誤り
誤り
・足首のうしろに、かかとがついていません
・持ち上げている脚のつま先が、軸足についてしまっています
鏡をみて、カマ足になっていないか今すぐチェック!
ク・ドゥ・ピエの正誤を比べてチェック!
すばやくク・ドゥ・ピエ(クペ)にしたとき、どの形に近いですか?
写真で見比べながら確認してみてくださいね。
「しっかりとポアントした状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン
「足首に巻きつけた状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン
ク・ドゥ・ピエ・デリエール
“正しいポジション”を続けて、身体に覚えさせていくことが大切ですね!
【バレエの動き】フォンデュをマスターしよう!意味と5つのコツ(動画あり)
では、今回はこのへんで。
バレエスタイル(@ballet_style_jp)でした。