「基本的なバレエのポジションを知りたい」
「1番~6番まで形をしっかり覚えたい!」
こんな風に思っている方のために、今回はバレエの「基本ポジション」6つを解説します。
注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
すでに知っている部分は、サッと読み飛ばしてくださいね!
基本ポジション6つを覚えよう!
脚のポジションは、6つ!
順番にみていきましょう。
第1ポジション
両あしのヒザとつま先を真横に向けて立ちます。
左右のカカトをくっつけ、ヒザを伸ばしましょう。
ヒザとつま先が同じ方向に向くように、できる範囲で開きましょう。
第2ポジション
第1ポジションから、左右に足を開きます。
足の間は、1足から1足半分開きましょう。
指先が浮かないように、ぴったりと床につけます。
第3ポジション
第1ポジションから、前の足のカカトが後ろ足の土踏まずにくるように重ねます。
3番ポジションは、レッスンではあまり使いません。
後ほど解説する「第5ポジション」が上手にできないと、この「第3ポジション」になってしまう場合があります。
第4ポジション


「第3ポジション」または「第5ポジション」から1足ぶん間をあけたポジションです。
第5ポジション
「第4ポジション」から足を寄せてきて、前の足のカカトが後ろ足のつま先にくるように重ねます。
つけ根からアンドゥオールする(外側へ開く)ように意識して!
無理をすると、股関節や足首を痛めてしまいます。
第6ポジション
「パラレル」とも言います。
両脚をそろえ、ヒザとつま先を真っすぐ正面に向けて立ちます。
レッスンではほぼ使いませんが、ウォーミングアップやストレッチなどで使う事があります。
全てに共通する注意点
いずれのポジションも、共通して注意することがあります!
- 脚のつけ根からアンドゥオールするように意識する
- 足の裏に均等に体重がのるようにする
- 肩や胸に力をいれずに、腹筋背筋でしっかり支えて立つ
- 足裏全体で床を押すように立つ
- ヒザとつま先は同じ方向に向ける
これらを意識しながらポジションを身につけていきましょう!
最初から足を180度開くことは困難です。
ゆっくり自分のペースで少しずつ開いていくようにしてくださいね。
『脚のポジション6つ』まとめ
バレエの「基本ポジション」どうでしたか?
バレエのパ(動き)は、全てこのいずれかのポジションから始まります。
難しいアンシェヌマン(一連の動き)でも、分解して見ていくと、いずれかのポジションを必ず通過しているんです!
本当に大切な「基本」。
雑に動かさないように気を付けてレッスンを行ってくださいね!
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