- バットマン・バッチュのやり方を見直したい
- 軸足のどの辺りをたたくのか分からない
- バットマン・バッチュのコツが知りたい
今回は、こんな風に『バットマン・バッチュ』について知りたいという方に向けて書いています。
バットマン・バッチュが出てくるバレエ作品で有名な場面といえばこちら
これがバットマン・バッチュです。
バットマン・バッチュの練習は、バーレッスンでおこなうことが多く、フラッペやロン・ド・ジャンブ・アン・レールなど他の動きと組み合わせて練習することがよくあります。
今回はバットマン・バッチュのやり方やコツをまとめてみました。
目次
バレエの動き『バットマン・バッチュ』の意味
・バットマン=打つこと
・バッチュ=打つ
という意味があります。
『バットマン・バッチュ』の動き
バットマン・バッチュは、片脚でポアントまたはドゥミ・ポアントに立ち、その軸足をもう片方の足で小刻みにたたく動きです。
前のバッチュと、後ろのバッチュがあります。
前のバットマン・バッチュのやり方
前のバットマン・バッチュ
軸足はドゥミ・ポアントに立ち、動かす脚を前のスュル・ル・ク・ド・ピエにします。
軸足のくるぶしの下もしくは土踏まずあたりにつま先を当て、小刻みにたたきます(動かします)。
後ろのバットマン・バッチュ
後ろのバットマン・バッチュ
軸足はドゥミ・ポアントに立ち、動かす脚をうしろのスュル・ル・ク・ド・ピエにします。
軸足の足首あたりにかかとを当てて、小刻みに動かしてたたきます。
バットマン・バッチュのポイント
1.動かすのはひざ下だけ!
太ももがブレないように、しっかりとおなかを引き上げましょう。
ひざの位置は固定して、“ひざ下だけ”を動かします。
2.動脚を開く幅は5センチくらい
あまり大きく動かさないのがポイントです。
スュル・ル・ク・ド・ピエにした足を開くのは5センチくらいの小さな幅にして、小刻みに細かくたたきましょう。
3.ムダなチカラを抜いて、カマ足注意
チカラを入れ過ぎると、ひざ下を小刻みに動かすことができません。
また、たたくことに必死になってつま先がカマ足になりがちなので気をつけましょう。
ひざ下のチカラを適度に抜くことが、細かく動かすポイントになってきます。
動画で見るバットマン・バッチュ
ロン・ド・ジャンブ・アン・レールとバットマン・バッチュを組み合わせたバーレッスンの様子です。
バットマン・バッチュまとめ
今回は「バットマンバッチュのやり方とポイント」をご紹介しました。
バットマン・バッチュの難しさは『小刻みに動かす』ことです。
動脚のつま先やかかとをあてる位置がわかったら、はじめはゆっくりのテンポで。
カマ足に注意しながらひざ下だけ動かし、手や身体がブレないように体をしっかり引きあげて練習を繰り返します。
無駄な力の入っていない細かなバットマン・バッチュを目指していきましょう!

