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「バレエの基本のかたちをしっかり身につけたい」
「うでの動きが、イマイチわからない!」
そんな方のために今回は、腕(アームス)のポジション5つを解説していきます。
「レッスン中は、アームスの動きが早くてよく分からない」という方も、写真をみながら一緒にポーズをとってみましょう!
アームス|基本のポジション
ご紹介する5つのポジションはこちら。
- アン・バー
- アン・ナヴァン
- アン・オー
- ア・ラ・スゴンド
- アロンジェ
1つずつ解説していきます!
アン・バー
アン・バーは、「下に」という意味です。
両腕を下ろし、だ円を作ります。
ヒジを軽く曲げ、手のひらは内側に向けましょう。
腕は体にくっつかないように少し離しておきます。
アン・バーにした状態で準備をし、アンシェヌマンの終わりにはまたアン・バーに戻します。
ヒジが後ろに向かないように、横に張るようにするのがポイントです。
アン・ナヴァン
アン・ナヴァンは、「前に」の意味です。
アン・バーで作った腕をそのままみぞおちの高さまで上げます。
手のひらは自分の方に向けましょう。
ワキがつぶれヒジが下がらないように、横にキープ!です。
アン・オー
アン・オーは、「上に」という意味です。
アン・バーで作っただ円を保ったまま、上に持ち上げます。
手先は、頭の真上ではなく少し前に。
手のひらに手鏡を持っているイメージをして、そこに自分のおでこが映るように、と意識すると、手先がちょうどよい角度と高さになります。
ア・ラ・スゴンド
ア・ラ・スゴンドは、「第2ポジションに」という意味。
アン・ナヴァンから腕を横に開きます。
腕は伸ばし切らずに、ヒジに丸みを持たせて。
頭のてっぺんを、糸で引っ張られているようなイメージで立ちましょう!
ヒジが肩よりも後ろにいかないように注意してください。
アロンジェ
アロンジェは、「引き伸ばす」「長くなる」という意味があります。
手のひらを下に向けて、腕を伸ばします。
手首は折り過ぎないように気を付けてくださいね。
ヒジが突っ張り過ぎないように、少し緩めるのがポイントです。
腕を優雅に動かすコツ
アームスのポジションを覚えたら、スムーズに動かせるかチェックしてみましょう!
コツは3つあります。
アームスを動かす時は、5つのポジションいずれかを通過して動かすこと!
たとえ速いテンポになったとしても、通過点をきちんと通れば、まとまりのある美しいポール・ド・ブラ(腕の動き)をすることができます。
キレイなだ円を意識すること!
初心者の方は、ヒジが伸びてしまいがちです。
カクカクした印象になってしまうので注意しましょう。
指先をまとめること!
指先が広がり、ばらばらの状態だとまとまりがなくスマートに見えません。
スッとした指先を心がけましょう。
慣れないうちは指先でキツネの形をつくり、徐々に力を抜いていくとシャープな指先が自然と保てるようになります!
バレエのアームスは、流れるような動きで!
今回は『腕のポジション基本の5つ!アームスの動きを身につけよう』を書いてきました。
美しく踊るためには、うでの使い方は非常に重要です!
紹介した腕のポジションを意識して、流れるような動きを目指しましょう。
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