金曜ときどき更新!公式YouTubeはこちら

腕のポジション基本の5つ!アームスの動きを身につけよう

バレエのアームス

本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

「バレエの基本のかたちをしっかり身につけたい」

 

「うでの動きが、イマイチわからない!」

 

そんな方のために今回は、腕(アームス)のポジション5つを解説していきます。

白鳥の湖

「レッスン中は、アームスの動きが早くてよく分からない」という方も、写真をみながら一緒にポーズをとってみましょう!

バレエ初心者は、要チェックです!

アームス|基本のポジション

ご紹介する5つのポジションはこちら。

  • アン・バー
  • アン・ナヴァン
  • アン・オー
  • ア・ラ・スゴンド
  • アロンジェ

1つずつ解説していきます!

 

アン・バー

アンバー

アン・バーは、「下に」という意味です。

 

両腕を下ろし、だ円を作ります。

 

ヒジを軽く曲げ、手のひらは内側に向けましょう。

腕は体にくっつかないように少し離しておきます。

ポイント
アン・バーに始まり、アン・バーに終わる・・・と言っても過言ではない!

アン・バーにした状態で準備をし、アンシェヌマンの終わりにはまたアン・バーに戻します。

 

ヒジが後ろに向かないように、横に張るようにするのがポイントです。

 

アン・ナヴァン

アンナヴァン

アン・ナヴァンは、「前に」の意味です。

 

アン・バーで作った腕をそのままみぞおちの高さまで上げます。

手のひらは自分の方に向けましょう。

ポイント
腕を持ち上げたときに、肩が一緒に上がらないように気を付けてください。

ワキがつぶれヒジが下がらないように、横にキープ!です。

 

アン・オー

アンオー

アン・オーは、「上に」という意味です。

 

アン・バーで作っただ円を保ったまま、上に持ち上げます。

手先は、頭の真上ではなく少し前に。

ポイント
肩は下げたまま首を長くしましょう。

手のひらに手鏡を持っているイメージをして、そこに自分のおでこが映るように、と意識すると、手先がちょうどよい角度と高さになります。

 

ア・ラ・スゴンド

アラスゴンド前

アラスゴンド横

ア・ラ・スゴンドは、「第2ポジションに」という意味。

 

アン・ナヴァンから腕を横に開きます。

 

腕は伸ばし切らずに、ヒジに丸みを持たせて。

頭のてっぺんを、糸で引っ張られているようなイメージで立ちましょう!

ポイント
おーきな木を抱きかかえているようなイメージで、肩から手首までのラインが自然なカーブを描くようにします。

ヒジが肩よりも後ろにいかないように注意してください。

 

アロンジェ

アロンジェ上

アロンジェ下

アロンジェは、「引き伸ばす」「長くなる」という意味があります。

 

手のひらを下に向けて、腕を伸ばします。

手首は折り過ぎないように気を付けてくださいね。

ポイント
肩は下げたまま動かしましょう。

ヒジが突っ張り過ぎないように、少し緩めるのがポイントです。

腕を優雅に動かすコツ

踊る女性

アームスのポジションを覚えたら、スムーズに動かせるかチェックしてみましょう!

コツは3つあります。

 

コツその1

アームスを動かす時は、5つのポジションいずれかを通過して動かすこと!

 

たとえ速いテンポになったとしても、通過点をきちんと通れば、まとまりのある美しいポール・ド・ブラ(腕の動き)をすることができます。

 

コツその2

キレイなだ円を意識すること!

 

初心者の方は、ヒジが伸びてしまいがちです。

カクカクした印象になってしまうので注意しましょう。

 

コツその3

指先をまとめること!

バレエの指先

 

 

指先が広がり、ばらばらの状態だとまとまりがなくスマートに見えません。

バレエの指先

 

スッとした指先を心がけましょう。

 

慣れないうちは指先でキツネの形をつくり、徐々に力を抜いていくとシャープな指先が自然と保てるようになります!

バレエのアームスは、流れるような動きで!

庭で踊る女性

今回は『腕のポジション基本の5つ!アームスの動きを身につけよう』を書いてきました。

 

美しく踊るためには、うでの使い方は非常に重要です!

紹介した腕のポジションを意識して、流れるような動きを目指しましょう。

プロの踊りを観てみる?

関連記事

エカルテ・ドゥヴァン 《バレエ用語》からだの方向+あしの位置でポーズが生まれる!

バレエのポーズ手を腰に当てる 【バレエ】腰に手を当てるポーズ 3つのポイント

バレエ用語解説 アンクロワって?マネージュ?アダージオ?バレエ用語を解説~