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こんにちは、バレエスタイル(@ballet_style_jp)です。
今回は「ロン ド ジャンブ アン レール ソテ」についてご紹介していきます。
ロン ド ジャンブ アン レール ソテとは、ジャンプをしながらロン ド ジャンブ アン レールをする(つま先で円を描く)動きです。
ジャンプしている間に脚を回すという難易度の高いパです!
男性ダンサーは脚の高さを90度くらいまで上げて跳ぶこともありますよ。
そんなロン・ド・ジャンブ・アン・レール・ソテですが、2つの踏みきり方があります。
今回は、この2つの踏みきり方のロンドジャンブアンレールソテを、それぞれ解説します。
ロン ド ジャンブ アン レール ソテのやり方
ロンドジャンブアンレールソテは、ジャンプをしている間にアラスゴンドへ脚を開き、アン・ドゥオールまたはアン・ドゥダンにつま先で円を描くパです。
アラスゴンドの脚の高さは、30度~40度程度。(男性ダンサーは90度の場合もあり)
円を描く回数は、1回(シングル)か2回(ダブル)です。
また、踏みきり方は2種類あり、床を擦るものと擦らないものがあります。
アン・ドゥオール(外回し)だけでなく、アン・ドゥダン(内回し)で行うこともあるパです。
床をすり出すやり方
アン・ドゥオール
第5ポジションのドゥミ・プリエをする
前の足をア・ラ・スゴンドへ床を擦って出し、同時に下の脚でジャンプする
(下の脚を身体の真下にまっすぐ伸ばして跳ぶ)
空中ですばやくひざを曲げ、つま先で1回円を描く(ロン・ド・ジャンブ・アン・レール・アン・ドゥオールをする)
着地でプリエをしながら、ア・ラ・スゴンドに脚を伸ばす
ロン・ド・ジャンブ・アン・レール・アン・ドゥオールのやり方は、こちらの記事で紹介しています!
続けて見ると・・・
ア・ラ・スゴンドに上げた足先で、はっきりと1回円を描きます。
2回円を描く場合は、さらに足先をすばやく動かす必要がありとても難しくなります!
床をすり出さないやり方
アン・ドゥオール
第5ポジションのドゥミ・プリエをする
シソンヌをするように両脚で踏みきって跳び上がり、前の足をア・ラ・スゴンドへ開き、後の脚を身体の真下に伸ばす
空中ですばやくひざを曲げ、つま先で1回円を描く(ロン・ド・ジャンブ・アン・レール・アン・ドゥオールをする)
プリエをしながら着地して、ア・ラ・スゴンドに脚を伸ばす
床を擦り出さないやり方は、両脚でしっかり床を押してジャンプしましょう!
続けてみると・・・
両脚同時に踏み切るのがポイントです。
感覚は『シソンヌ』と同じ!
ロン ド ジャンブ アン レール ソテ 効率的な練習方法
ロンドジャンブアンレールソテは、ジャンプ+ロンドジャンブアンレールという組み合わせのパです。
いきなり練習するよりも、それぞれの動きをしっかりと身に付けておくことでスムーズに行うことができます。
順を追って練習していくのがおススメです。
1.ロン ド ジャンブ アン レールを練習する
まずは、バーにつかまって「ロン ド ジャンブ アン レール」を練習します。
「アン・ドゥオール(外回し)」をやってみましょう!
ひざから下を回して「細い扇形」を描くように、つま先を動かす感覚をつかみます。
2.シソンヌ・フェルメを練習する
両脚で踏みきって跳び上がる練習をします。
ジャンプするタイミングをつかみましょう。
横に伸ばす脚は、たくさん上げなくて大丈夫です!
3.床を擦り出さないやり方で練習する
床を擦り出さないやり方は、両脚で踏みきることができるため高く跳びやすくなります。
シソンヌをするようにジャンプして、その間につま先で円を1回描いて着地してみましょう!
慣れてきたら、床を擦り出すやり方も練習してみてくださいね!
まとめ|ロン ド ジャンブ アン レール ソテ
ロン ド ジャンブ アン レール ソテは、ジャンプをしながらロン ド ジャンブ アン レールをする(つま先で円を描く)動きです。
まずは、ロンドジャンブとソテ(ジャンプ)を別々に練習をしてから、ロン ド ジャンブ アン レール ソテに取組んでみてください。
では今回はこのへんで。
バレエスタイル(@ballet_style_jp)でした。