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【シェネ】は、回転のテクニックのひとつ。
センターレッスンの終盤あたりに出てくる率が高いですよね・・・
という風に、連続して回る練習をします。
しかし、このシェネというテクニックはとても難しい!
回り始めはよくても、だんだんとスピードダウンしてしまったり、思うようにまっすぐ進めなかったり・・・
慣れていない方にとっては、悩み多きテクニックかもしれません。
そんな方に向けて、シェネのやり方や練習方法、シェネをする時に気をつけたいことをまとめてみました。
バレエの動き【シェネ】とは
シェネは、フランス語で鎖(くさり)・チェーンを意味する言葉。
床の上に「鎖」を描いていくように、左右の脚を入れ替え、半回転ずつ回りながら進んでいく動きです。
シェネのやり方
1.プレパレーション(準備)をします
右脚を前に出し、プレパレーション
2.右脚を横にまわす
左脚はプリエ、右脚はつま先で弧を描くようにして横にまわします。
3.右脚を軸にして半回転
左脚(プリエをしている方)で床を蹴って、右脚のドゥミ・ポアントに立ちます。
と同時に、右脚を軸にして半回転しながら後から来る左脚を引き寄せます。
背中側(裏)を鏡に映すつもりでやってみましょう。
4.左脚を軸にして半回転
3の状態から、今度は左脚を軸にしてさらに半回転します。
5.また3に戻って・・・
また半回転、半回転・・・
というように、左右の脚を交互に軸にしながら、回転を続けていきます。
板がパタパタとひっくり返っていくイメージをもつと、いいかもしれませんね!
シェネの練習方法
バレエ初心者の方や回転に慣れていない方は、はじめから回らずに、STEP1から順を追って練習してみてください!
バーをもって、顔を右、左、右、左・・・パッパッっとリズミカルに!
右に体重をのせた時に少し左足を床から浮かせ、左に体重をのせた時は右足を床から浮かせます。
右、左、右、左、というように足踏みをして、左右の脚を交互に軸にしていきます。
はじめはバーをもって。
慣れてきたらアンナヴァンでやってみましょう。
ちょうど「シェネのやり方」の1~3までの流れです。
繰り返し練習して、裏向きで立つ!という感覚を覚えましょう!
左右の脚を交互に軸にして、ゆっくりと半回転ずつ回ってみます。
STEP1で練習した、顔をつけるのを忘れずに!
シェネをする時に気をつけたいこと
シェネをするときの、気をつけたいポイントをまとめました。
- 回りはじめに出す脚は、進行方向へ
- 回転中も、両脚をアンドゥオール!
- 内もも寄せて。両脚の間隔が開いていかないように
- 見る場所(スポット)を決めて、ギリギリまで見る!そしてすばやく振り返る。
- アンナヴァンのひじが落ちないように。
- 左右の肩、腰が傾かないように。水平を保って!
シェネがうまくいかない時の参考にしてみてください!
バレエの回転テクニック【シェネ】まとめ
今回は、シェネのやり方や練習方法、シェネをする時に気をつけたいことをご紹介してきました。
慣れないうちは、勢い任せで回らずに、からだの表と裏をきちんと切り替えることを重視してみましょう!