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バレエのレッスンをしていて、
「この動き合ってるのかな・・・」
「どんな事に気を付けて動けばいいんだろう・・・」
こんな風に思ったことは、何度かあると思います。
そんな中で、質問が多いのが『フォンデュ』の動きについて。
フォンデュは・・・?
そんな方のために、今回は『フォンデュ』の意味と、動く時のコツ5つをご紹介いたします!
分かりやすい動画も一緒にのせていますので、参考にしてくださいね!
『フォンデュ(fondu)』の意味
『フォンデュ』とは・・・溶ける、やわらかくするという意味があります。
バレエの『フォンデュ』も、チーズのように、とろけてのび~るイメージでなめらかに動いていきましょう!
バレエ『フォンデュ』の動き
『フォンデュ』の動きを言葉で説明すると・・・
- 両脚のひざを曲げて、動脚をクペに
- 軸足はまっすぐ上に、動脚は前・横・後ろのいずれかの方向に伸ばす
- また、ひざをやわらかく曲げながら1のカタチに戻る
と、なります。
『フォンデュ』のやり方(ドゥヴァン)
(1)軸足はドゥミプリエ、動脚は前のクペにします
(2)動脚が前アティテュードを通過。このとき、軸足はまだプリエのままです!
(3)軸足をまっすぐ上に伸ばすのと同時に、動脚は前に伸ばしていきます
(4)つづける場合は、両脚を同時に動かして(1)のかたちに戻します
『フォンデュ』のやり方(ア・ラ・スゴンド)
(1)軸足はドゥミプリエ、動脚は前のクペにします
(2)動脚が横アティテュードを通過。このとき、軸足はまだプリエのままです!
(3)軸足をまっすぐ上に伸ばすのと同時に、動脚は横に伸ばしていきます
『フォンデュ』5つのコツ!
『フォンデュ』のコツは、この5つ!
- なめらかに、ゆったり動かす
- 両ひざを同時に伸ばす
- 脚を上げ過ぎない
- ひざを伸ばす時に、しぼるようにアンドゥオール
- ひざを伸ばし終わっても、まだまだ伸びていく感覚で
ひとつずつ、見ていきましょう!
1.なめらかに、ゆったり動かす
『フォンデュ』=「溶けるように」です!
チーズが熱で溶けていくように、なめらかにゆっくりと膝の曲げ伸ばしをします。
動きが途中で止まって、カチっとならないように、ゆったりとした動作を心がけましょう。
2.両ひざを同時に伸ばす
『フォンデュ』は、両脚のひざを同時に伸ばすことが最大のポイントです!
よくありがちなのが、軸足のひざを先に伸ばしてしまうこと。
慣れないうちは、軸足プリエの状態を、少し長くキープする意識でちょうどいいかもしれません。
3.脚を上げ過ぎない
基本的には、アティテュードのヒザの位置を保ち、そこからひざ下をのばしていきます。
アティテュードから、急に脚が上がったり、下がったりしないように気を付けましょう。
4.ひざを伸ばす時に、しぼるようにアンドゥオール
ひざが曲がっているときには、アンドゥオールを意識しやすいのですが、ひざが伸びるときインになってしまいがち・・・
両脚とも外側にしぼるように、アンドゥオールしながらひざを伸ばします。
5.ひざを伸ばし終わっても、まだまだ伸びていく感覚で
軸足と動脚のひざを同時に伸ばせるようになったら、さらにレベルアップ!
ひざを伸ばして終わり・・・ではなく、動脚のつま先からさらにグーっと伸びていくイメージをしましょう。
ずっと伸び続けている感覚で!
動きが途切れないように、音楽をいっぱいに使ってみましょう。
『フォンデュ』を動画でチェック
元マイアミシティバレエのダンサー・Jennifer Carlynn Kronenbergさんが『フォンデュ』を解説している動画です。
動画では、1番ポジションからスタートしています。
『フォンデュ』まとめ
フォンデュの動きはお分かりいただけましたか?
『フォンデュ』をするときは、是非「チーズ」を思い浮かべながら動いてみて下さいね。
プリエで、チーズが溶けて…
ひざを伸ばす時に、チーズが糸を引いて伸びるように…
「とろける」ような『フォンデュ』を目指していきましょう!