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こんなク・ドゥ・ピエ(クペ)していませんか?4つの誤りをチェック!

クドゥピエのよくある誤り

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このページでは、バレエの【ク・ドゥ・ピエ(クペ)】のよくある誤りを写真付きで解説しています。

 

ク・ドゥ・ピエ(クペ)は、片足がもう一方の足首に触れている形です。

デヴェロッペのように足首を通過するときや、フォンデュの動き始め、パ・ド・ブーレアンボアテの着地など、バーレッスン・センターレッスンどちらにもよく出てきます。

 

『ただ つま先を足首に置くだけ』と見逃されがちですが、実は注意したいポイントがたくさん!

もし、誤ったまま続けていると・・・

悪いクセがついて、正しく覚えなおすのが大変になってしまいます。

 

よく出てくるク・ドゥ・ピエ(クペ)、はやめに確認しておきませんか?

ク・ドゥ・ピエ(クペ)のポジション

ク・ドゥ・ピエのドゥバン(前)には2つのポジションがあります。

 

1.「しっかりとポアントした状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン

ドゥバンポジションのクペ

 

 

2.「足首に巻きつけた状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン

巻きつけたドゥバンクペ

「巻きつける」形なので、『ラップ・ド・ク・ドゥ・ピエ』と呼ぶ先生もいらっしゃいます。

 

 

ク・ドゥ・ピエのデリエール(後ろ)は1つのポジションのみです。

1.デリエール(後ろ)のク・ドゥ・ピエ

デリエールのクペ

 

では、それぞれのポイントとよくある誤りを確認してみましょう。

「しっかりとポアントした状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン

正しいポジション

ドゥバンポジションのクペ

クペドゥバン

動脚はしっかりとつま先を伸ばし、ターンアウト。

軸脚の足首の前に、動脚のつま先を置いています。

軸となっている脚と、持ち上げている脚のかかととの間に空間があるのが分かります。

 

よくある誤り

その1

鎌足のクドゥピエ

誤り

・つま先が足首についていません

・持ち上げている脚のかかとが軸足についてしまっています

いわゆる『カマ足』の状態です。

 

その2

誤ったクペ

誤り

・つま先がしっかりポイントされていません

・つま先が足首以外をさしています

・軸脚にかかとがついてしまっています

つま先を十分にポイントして、足首の前に軽くタッチするように置きましょう!

「足首に巻きつけた状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン

正しいポジション

巻きつけたドゥバンクペ

巻きつけたクドゥピエ

足首を十分に伸ばし、かかとは足首の前に置き、つま先は後ろに回します。

動脚の足裏を、足首にピッタリ沿わせるように!

ひざを横に開き、正しくアン・ドゥオールして「巻きつけた」形にします。

よくある誤り

誤り

誤ったクドゥピエ

誤り

・かかとの位置が低く、足首が曲がっています

・つま先がしっかりポイントされていません

・つま先が床についてしまっています

動脚が床に触れないようにちゃんと持ち上げ、足の裏で足首を包むようにしましょう。

「デリエール」のク・ドゥ・ピエ

正しいポジション

デリエールのクペ

足首の後ろにかかとを置きます。

動脚のつま先が、軸足から離れているのが分かります。

動脚のターンアウトが大切です!

よくある誤り

誤り

誤ったデリエールクドゥピエ

誤り

・足首のうしろに、かかとがついていません

・持ち上げている脚のつま先が、軸足についてしまっています

これは、デリエールの『カマ足』の状態です。

鏡をみて、カマ足になっていないか今すぐチェック!

ク・ドゥ・ピエの正誤を比べてチェック!

すばやくク・ドゥ・ピエ(クペ)にしたとき、どの形に近いですか?

写真で見比べながら確認してみてくださいね。

 

「しっかりとポアントした状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン

正しいクドゥピエと誤ったクドゥピエ

 

「足首に巻きつけた状態」のク・ドゥ・ピエ・ドゥバン

クドゥピエの正誤画像

 

ク・ドゥ・ピエ・デリエール

正しいクペと誤ったクペ

“正しいポジション”を続けて、身体に覚えさせていくことが大切ですね!

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では、今回はこのへんで。

バレエスタイル(@ballet_style_jp)でした。