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このページでは、バレエレッスンの基本的な「順番・流れ・内容」をご紹介します。
バレエ初心者でレッスンに慣れていない方は、どんな流れでレッスンが進んでいくのか不安だし、次になにをするのか分からなくて混乱してしまいますよね。
バレエのレッスンは、基本的な流れ(構成)が決まっています。
多少の差はあれど、ほぼ世界共通!
『プリエ⇒タンジュ⇒ジュテ・・・』というような流れです。
この【基本的な流れ】を知っているだけで、はじめてのクラスや、オープンクラス、講習会などでも事前に心づもりしておけるので、安心してレッスンを受講できます。
今回は、現役バレエダンサー監修のもと【バレエレッスンの基本的な流れと内容】を解説していきます。
解説ページや、関連ページへ簡単にアクセスできるようになっていますよ!
バレエレッスンの流れと内容
バレエのレッスンは、まずバー(横木)につかまっておこなう『バー・レッスン』、その後フロア中央で踊る『センター・レッスン』という流れで行われます。
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バー・レッスンの内容
『バー・レッスン』では、まず片手で「バー」につかまり、軸やバランスを確認しながら身体を徐々に大きく動かしていきます。
初心者クラスでは、両手でバーにつかまりレッスンする場合もあります。
バーがない状態の『センター・レッスン』でも踊れるようになるには、まずはバー・レッスンをきちんと行うことが大切です。
身体を動かして、ストレッチをします。
両手でバーを持って首をまわしたり、ルルヴェになったり。
簡単な動きで構成されます。
プリエとは、フランス語で「曲げた、折りたたむ」の意味。
ひざを小さく(軽く)曲げる「ドゥミ・プリエ」と、大きく(深く)曲げる「グラン・プリエ」があります。
ゆったりした曲調でおこなわれ、バレエで随所に出てくる重要な動きです。
タンデュとは、「張る、伸ばす」という意味があります。
足裏をつかって、丁寧に動かしていきます。
まずは、ゆっくりな曲調でのタンデュ。
そのあとに、速いテンポでのタンデュ。
場合によっては、「アラスゴンド(横)へのタンデュを繰り返すだけ」というようなシンプルなアンシェヌマン(動き)を行うこともあります。
タンデュの正式名称は「バットマン・タンデュ」!
ジュテとは、「投げる、投げ捨てる」という意味があります。
つま先を床から少し浮かせる動きです。
この動きは「デガジェ」「バットマン・グリッセ」ということもありますよ。
ロン・ド・ジャンブは、つま先で床に半円を描く動きです。
ロン・ド・ジャンブ・ア・テールや、アン・レール、ジュテをおこないます。
フォンデュは、「溶ける、柔らかくする」という意味。
「とろけるように」なめらかに動くことがポイントです。
最初にやった「プリエ」が重要となります!
フラッペとは、「たたく、打つ」といった意味があります。
フラッペとプティ・バットマンは、1曲のなかで一緒にする場合も。
また、フリックフラックが組み込まれることもあります。
ロン・ド・ジャンブ・アン・レールは、ひざ下を曲げて空中に弧を描く動きです。
ほかの動き(ロン・ド・ジャンブやフォンデュなど)と一緒におこなったりもします。
アダージオは、音楽用語で「ゆるやかな速度で」という意味。
バレエレッスンでは、ゆったりとした音楽に合わせて動きます。
おもに、デヴェロッペやパンシェ、ルルヴェなどを含んだアンシェヌマン(動き)が多いようです。
キープ力や、バランス力を身につけるのが目的。
グラン・バットマンは、脚を高く上げる動き。
バーレッスンの最後におこないます。
バーレッスン終盤は、身体がしっかりと温まっている状態。
ダイナミックに脚を動かしていきます。
リンバリングは、身体を柔軟にするストレッチのことです。
- バーに片脚をのせて、上体を左右に倒す
- プリエをする
- 脚を手で持ち上げる
などなど、筋肉を伸ばす運動をおこないます。
先生が内容を決めて指示することもあるし、「各自フリーでどうぞ」ということもあります。
バーレッスンの流れはつかめましたか?
もういちど確認する場合はバーレッスンのトップへ戻ってみてください!
センター・レッスンの内容
バーレッスンのあと、バーから離れてスタジオ中央で踊っていくのが『センター・レッスン』です。
センター・レッスンでは、大きなジャンプやターンなどが出てきます!
バーレッスンの終盤で行ったアダージオをセンター・レッスンでもおこないます。
バーが無い状態でのデヴェロッペやパンシェは高難度。
引き上げの意識が重要となります。
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タンデュやジュテを含んだアンシェヌマン(動き)。
上体の角度を変えたり、腕のポジションを変えたり・・・
バーレッスンのときよりも、複雑になってきます。
ピルエットは回転技のひとつで、さまざまな種類があります。
このあたりから、少しずつ動きが大きくなってきます。
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バーレッスンと同様、プリエを使ってやわらかく動きます。
上級者クラスになると、軸足をルルヴェにすることも!
速いテンポの曲に合わせて、シャンジュマンやアントルシャを繰り返します。
ひざ、つま先をしっかり伸ばして、軽やかなジャンプを目指しましょう。
アッサンブレやブリゼ、パ・ド・シャなどを組み合わせたアンシェヌマンをおこないます。
つなぎの動きのグリッサードやシャッセ、パ・ド・ブーレなどもでてきます。
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シソンヌ・フェルメ、フェッテ・ソテ、カブリオールなど、より大きなジャンプをおこないます。
「ジャンプ」と一言でいっても、さまざまな種類があります。
1つずつ、ゆっくり確認しながら覚えてみてくださいね!
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さらに大きなジャンプのアンシェヌマンをおこないます。
グラン・パ・ド・シャや、グラン・ジュテなどを含んだアンシェヌマンです。
フロアを大きく使って、ダイナミックなジャンプを交えながら、少し長く・複雑なアンシェヌマンになることが多いです。
つなぎの動きとなるパ・クーリュやコントゥルタンなども一緒にチェックしてみて下さい。
イタリアン・フェッテが出てくることもあります!
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マネージュとは、フロアの使い方のことで円を描くように進むこと。
ピケ・ターンを繰り返しながら時計回りに大きく円を描きながら一周したり、ジャンプで一周したり。
ヴァリエーションの最後に、マネージュの見せ場があったりします!
正式には「グラン・フェッテ・ロン・ド・ジャンブ・アン・トゥールナン」。
日本では単にフェッテと呼んだりもします。
片脚立ちで連続ターンをする動きで、『白鳥の湖』の黒鳥による32回転が有名です。
上級クラスでは、レッスンの締めに32回転のグラン・フェッテをすることがあります!
レヴェランスとは、レッスン前後や、舞台で踊りおわったあとにするお辞儀・挨拶のこと。
アンシェヌマンに組み込まれて音楽に合わせておこなう場合や、レヴェランスだけをする場合とあります。
センター・レッスンの流れ・構成は分かりましたか?
もう一度確認する場合はセンターレッスンのトップへ戻ってください。
バレエレッスンの順番・流れ・内容まとめ
バレエレッスンの基本的な「順番・流れ・内容」は、なんとなく把握できましたか?
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